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ジェイン・オースティンの読書会 

ジェイン・オースティンの読書会 コレクターズ・エディション [DVD]ジェイン・オースティンの読書会 コレクターズ・エディション [DVD]
(2009/11/04)
エミリー・ブラントマリア・ベロ

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わたしのように、ジェイン・オースティンの本を読んでいなくても楽しめるし、読んでたらもっと楽しめる映画だと思います。オースティンの本を全部読破したくなります。
『ユー・ガット・メール』(You've Got Mail)でも、メグ・ライアン演じる女性がジェイン・オースティンを好きで、そのことが象徴的に使われていたけれど、この映画もそんなところがあります。

俳優たちがハリウッドスターです~!という感じでないのがいい。
最近の映画には遠ざかっているわたしにとって、知らない人ばかりなのがよかった。唯一、気がついたのが、読書会の男性メンバーのお姉さん役の人。ほんの、ちょっとしか出てこないけど、どっかで見た人、声低いけど、まえに観た映画では声高くて、え~と誰だ、誰だと気になって、気になって。思い出せた時は映画を見ながら叫んでしまった、3 men and a baby のbaby の母親役の人。

映画の始まりから、ジェイン・オースティンのイメージと全然違う都会的な感じが意外で、期待が持てた。一般の人たちを映していると見せて、その中に登場人物が入っているので要注意。DVD だったので、もう一度確認できてよかった。
メンバーの家が読書会の場となるが、それぞれのインテリアを観るのも楽しい。

とうとう最後まで、何人かの登場人物の名前が不確かでというか、そのこともあまり気ならずに観終えたという事実が自分で面白い。(これを書くにあたって確認しました)
テンポがいいし、脚本がいいのだと思う。そしてそれぞれの演技が自然で、ウイットが効いている。シルヴィア、アレグラ母娘の顔、間違えそうになるほど似せている。(でも親子で読書会に参加したくないなあ)
ジョスリン役のマリア・ベロがうまい。ちょっとした心の変化を自然に表現していると思う。
テレビドラマシリーズの『フレンズ』も好きだったけれど、こんな風にたくさんの登場人物がいて、語り合うシーンがあるものが好き。(そういえば、モニカとシルヴィアの顔、似てる)
それにしても、このDVD カバーのピンク色ってのはどうにかならなかったんだろうか。


ここからはネタバレというか、エピソードバレなので注意してください。

最初の読書会で、『エマ』について語り合っているとき、シルヴィアが何かの拍子に自分で夫とのことを思い出すことを言ってしまって涙ぐんで席を外す。そのときジョスリンが視線だけで、グリッグに慰めに行くように促すシーンがすごく自然で笑える。

グリッグとジョスリンがファンシーなレストランで昼食を取るときの、グリッグの顔が魅力的。
ジョスリンが食べ残したものを May I? といって食べる。ジョスリンも何も気にすることなく、Sure. と答えるシーンが好き。二人が気づいていない間に、二人の関係が自然に近づいているのが感じられる。
グリッグが前に貸したSF の本を読んだかどうかジョスリンに聞く。彼女のしまったというような声と表情が、キリッとしているのにチャーミング。
そのあとの古本屋のシーンも好き。
異色な存在として登場したグリッグの家が以外にも素敵だったのも気に入った。

あ~、また際限なく続きそうなのでここでいきなりやめます。

映画のことはどうしても長くなってしまいます。
ほんとは書きたい映画がたくさんあるのに、こうなってしまうのでなかなか書けません。