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Victorious Love

心優しき方のご好意で、ここのところよく聴いているCD。
古楽器とともに、一人の作曲家の曲を通して聴けるのはとても寛げる。
好きだなあ、いいなあと思えば思うほど、それを文字で表すのは難しいですねえ。

歌っているCarolyn Sampsonの声は、このCDで始めて聴く。端正な中に艶っぽさのある、素敵なソプラノ。どの曲もいいですねぇ。
感動を与える歌い手の声は、時に人を疲れさせるけれど、彼女の声はいくら聴いても疲れないのに、胸にじーんと伝わってくる。

大好きな「Music for a While」も入っているし、アンドレアス・ショルが Proms で歌った「Fairest Isle」も入っていてうれしい。
「The Plaint」、O let me weep, forever. と悲しく、美しい声が響いてくる。
最後の「An Evening Hymn」、いい曲ですね。
静かに、柔らかい希望の光が差し込んでくる感じがする。タッカタンタンのリズムで Hallelujah と歌って、それから後の方でタンタンタン、タンタンタンのリズムで、調性がちらっと変わった感じで、ハーレルーヤ と歌うところあたりから宇宙的な、不思議な感じもする。CDの最後を締めくくるのにふわさしい。


Victorious Love: Henry Purcell
    Carolyn Sampson(soprano)
    Laurence Cummings (harpsichord & spinet)
    Elizabeth Kenny (archlute & theorbo)
    Anne-Marie Lasla (bass viol)
    Sarah Sexton (violin)
    Andrea Morris (violin)
    Jane Rogers (viola)


Comment

《夕べの賛歌》は、エマ・カークビーがリュートのリンドベルイと来日した際にアンコールで歌ってくれました。
あの歌声は忘れることができません。

さて、BCJとも共演しているCarolyn Sampsonですが、歌声は綺麗で優しいですね。Elizabeth Kennyのリュートも素敵です。

カークビー、生で聴かれてうらやましいです! 近くまで来てくれたのですが、合唱の練習日と重なって行けませんでした。

Carolyn Sampson はラ・フォル・ジュルネ東京で来日したことがあると、最近聞きましたが、BCJ との共演だったんでしょうかね。

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